会計監査会計報告
サークル・部活の会計監査のやり方とチェックリスト
2026年7月17日 約6分で読めます
多くの団体では、総会や決算のタイミングで会計監査を行います。監査というと堅苦しく聞こえますが、目的はシンプルで「帳簿の数字が事実と合っているかを、会計担当以外の目で確かめる」ことです。この記事では、監査で確認すべき項目と進め方を、チェックリスト形式で整理します。
会計監査は何のためにあるか
監査は会計担当を疑うためのものではありません。不正を疑われないための、会計担当自身を守る仕組みでもあります。第三者が確認して「問題なし」と署名することで、部費を出しているメンバー全員が安心できます。
監査チェックリスト
監査担当は、次の順で確認していくと漏れがありません。会計担当は、これを先回りして自己点検しておくと監査がスムーズです。
- 期首残高と期末残高:前年度からの繰越が正しく引き継がれているか。
- 帳簿残高と実際の残高の一致:期末の帳簿残高が、通帳残高+現金有高と一致しているか(残高照合)。
- 収入の裏付け:部費・徴収の入金が、誰からいくら・何件で、名簿と合っているか。
- 支出の裏付け:各支出に領収書・レシートが対応しているか。高額な支出ほど重点的に。
- 費目分類の妥当性:私的な支出が混ざっていないか、費目が実態と合っているか。
監査で最もつまずくのは「帳簿と実際の残高が数百円合わない」ケースです。原因は記録漏れ・二重計上・釣り銭の扱いがほとんど。日頃から残高照合をしておけば、総会直前に原因を探す事態を避けられます。
監査をスムーズにする準備
監査当日に慌てないために、会計担当は次の3点をそろえておきます。いずれも普段の記録が整っていれば、そのまま出せるものです。
- 費目別・月別に集計した収支の一覧と期末残高の内訳。
- 支出に対応する領収書(記録と結びついた状態が理想)。
- 部費徴収の入金状況(誰が払ったか)。
Club Fundは収支をカテゴリ別・年度別に自動集計し、残高照合・レシート添付・徴収の入金状況をひとつで管理します。監査に出す資料が、日々の記録から自動でそろう状態になります。
まとめ
会計監査は「残高の一致・収支の裏付け・費目の妥当性」を第三者の目で確かめる場です。監査後に作る報告書は「会計報告書の書き方」、証拠となる領収書の管理も合わせて整えておきましょう。